2代目経営者として、経営の勉強を基礎から学びたいと、創業者で父である現社長に懇願し創新革新コースに入塾しました。
平社員としてイチから業務を学び入社3年頃、過労で倒れてしまい、10日ほど入院したことがありましたが、お客様の喜ぶ顔や反応を直に感じ、業務改善し、とても充実した、楽しい日々でした。
入社7年を過ぎた頃から、自分一人の力では限界があり、組織を作るという事に意識を持ってきましたが、日々の業務をこなし、トラブル対応だけで過ぎて行く状態が続きました。
結果、経営者としての感覚は全く身につかず、今思えば、幸せにも地位だけ与えられた、経営者モドキだったと思います。
入塾し最初に『創新経営者の心得』の
①自分が源泉、自分が全責任者。
②100%参加、今に徹する。
③相手の成長を心に、基本に正直に真実を伝える。
④決めた事は必ず実行する。
をじっくりと学ぶのですが、どれも欠けていることに正直ショックだったのを今でも覚えています。
高良塾長より、『目標達成できなかった』
では、悔し涙がでましたか?出ないなら、真面目に真剣に取り組んでないからですね。
全身全霊頑張れば、達成して嬉しい時も、達成できず悔しい時も、涙が出るもんなんですよ。高校野球みたいにね。と言われた時、
いつしか地位に甘え、経営者どころかそもそも仕事とは何かさえも、ボケてしまった自分に泣けてきた気持ちを今でも忘れません。
ビジョン・経営理念・黒字バランス経営・時流適応経営、リスクマネジメントと深く、じっくりと1年間勉強できたのは、とても有意義でしたし、迷いなく頑張って行けます。
最後にこの機会を作ってくださった、創新塾関係者の皆様、一緒に勉強をした第95期の皆様、そして機会を下さった現社長の父に感謝したいと思います。
株式会社アーバン企画開発 専務取締役 三戸部正治