「職人歯科医師から経営者への脱皮」、これが1年間創新塾に参加させていただいて得たことです。
斉藤社長に創新塾への入塾を勧められたのは、開業して1年ほど経った頃でした。
その時は「自由診療専門歯科医院での開業」という船出をしたものの、世間の荒波に揉まれて苦戦している真っ最中でした。
かつての私は『良い治療をしさえすれば患者さんが増え、歯科医院が繁盛する』と考えていましたが、今考えると雇われていた頃のマインドを引きずっていたように思います。
案の定、その頃の経営状態は決して良好ではありませんでした。
そんな中、創新塾が始まり、経営者としての心得、会社経営のために必要な数字を学び、AIC会議では自身では気づくことが出来なかった”課題の本質”や”とんがり”を明確にしていただきました。
また、診療・研修・経営者としても仕事で忙殺される日々の中で、月に1回日々の業務から離れて創新塾で「100%参加」した時間は自身を振り返る貴重な時間でした。
塾での学びの成果もあり、この1年で経営も上向きになってきてようやく経営者としての第一歩を踏み出すことが出来たように思います。
今期の塾生は2人ということでしたが2人だからこそ、いや、同期が立花さんだったからこそ深い関係を築くことが出来たと私は考えています。
これからも先輩経営者として、戦友として切磋琢磨させていただければ幸いです。
まだまだ長い経営者人生の中で良いこと、悪いこと、様々な事が起こるでしょう。
しかしどんなときも「自分が源泉」と考え、覚悟を決めて乗り越えていくつもりです。
そんな覚悟をすることが出来たことも創新成果の一つかもしれません。
高良塾長、斉藤社長、立花さん、創新塾スタッフの皆様、1年間本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。