今から25年前、ゼミの恩師の紹介で創業間もない従業員4名の小さな会社に入社しました。入社後20年が過ぎ、従業員は10名を超え、道は凸凹もありましたが、それなりに大きくなっていました。このころ、突然、取締役を飛ばして私に後継者の話がありました。私は技術屋であり、主に計測技術やシステム開発をしてきましたので、今まで営業経験もなければ、会社経営なんて考えたこともありませんでした。不安を解消するために、経営の勉強をしたり、経営者が集まる異業種交流会などに参加したりしていたところ、この創新塾に巡り合いました。
昨年、猛暑に革新コースがスタートした頃は、不安な気持ちでいっぱいでした。毎月、朝から晩まで同期と共に学び、酒を交わし、100年企業探究会では、100年企業様へ取材のアポ取りをして悩み辛い思いもしましたが、アポ取りに成功したときは感動し自信も得ることができました。また、100年企業の経営者にお会いして、直接生々しいお話しが聞けたことは、大変貴重な体験でした。座禅の修行も良い思い出です。
創新塾の1番のカリキュラムはAIC会議だと思います。ここでは、同期や斉藤社長の真剣な心温まる言葉や厳しい言葉を頂き、“気づき”を得ることができました。創新塾で学んだ1年間は、本当に私にとって一生の財産となりました。
創新塾の言葉、特に刺さった言葉は、
「自分が源泉、自分が全責任者」という在り方を生きる。
この言葉をいつも肝に銘じて経営したいと思います。
最後に、高良塾長、斉藤社長、創新グループの皆さま、大変お世話になりました。今後も一生、創新ネットシティなどを通じて関わりあいたいと思います。