この一年間の創新塾での活動を通して、本当に多くのことを学びました。その中でも私にとって大きかったことは、納得のいく経営理念・経営理行を導くことができたことと、AIC会議を通して自社の経営について真正面から考えることができたことです。
私が創新塾に入塾したのは、特許事務所を開業してからちょうど4ヶ月過ぎた時でした。その頃は将来目指すところがぼんやりとしたままで、日々の仕事に流されていたと思います。しかし、塾で出される様々な課題を通してこれから歩む道についてじっくりと考えている中で、お客様に安心して事業に専念してもらう支援を行い、その結果として事業の発展に結びつけて頂くことが弊社の目指すべき道だと気付きました。これも高良塾長、斉藤社長をはじめとしてスタッフの方々にサポートして頂いたおかげだと思います。
またAIC会議では、自社の経営について深く深く考えるきっかけを与えて頂きました。自社の強みや弱みをしっかりと認識することができましたし、またこれからどのようにして事業を進めていくかについても整理することができたと思います。会議では、自分一人で考えていた時には浮かばなかったことも、同じ塾生のアドバイスによって気づくことがありました。逆に、他の塾生の状況を聴きながら、自分だったらどうするか、と考えることでも新たな気づきがあったように思います。一緒に学んだ同期の方々には、感謝の念で一杯です。
これからは、創新塾で学んだことを実践していくステージになります。再び悩むこともあるでしょうが、この一年間の経験と経営理念・経営理行をもとに、経営者として一歩一歩成長して行くつもりです。