私の創新成果は、自分が経営者に成りきれていなかったことに気づき、そこから経営者としての一歩を踏み出すことができたことです。
私が創新塾に入塾したのは、芳野国際特許事務所として独立する数ヶ月前のことでした。独立前には、経営に対して漠然としたイメージを持っていましたが、創新塾がスタートすると、経営に対して明確なビジョンが浮かび上がってくるとともに、血が騒ぐような感情を抱くようになりました。
『「自分が源泉、自分が全責任者」という在り方を生きる。』この言葉を初めて聞いたとき、「これだ!」という感覚があり、まさに気づきでした。
経営とは存続であるということの大切さ。
「南太平洋から生還せよ!」というゲーム感覚から学んだ衆知経営の大切さ。ビジョンを明確にするとともに、企業の目的・使命としての経営理念を明確にすることの大切さ。貸借対照表、損益計算書、経営財務羅針盤/12の指標を理解することの大切さ。全てにおいて、これから何度も何度も繰り返し血肉となるまで復習していきたいものばかりです。
そして、忘れられないのがAIC会議です。AIC会議で、私は、経営者に成りきれていなかったことに気づかされました。まさに本質を突かれた感覚でした。頭をスポンジのように柔らかくして全てのことを吸収する気持ちで臨んだAIC会議は、一生忘れられない思い出となりました。AIC会議から、経営者としての一歩を踏み出すことができたと思います。
貴重な経験を積むことができたことについて、創新塾の皆様には大変感謝しております。一年間学びを共にした同期生の皆様にも大変感謝しています。創新塾での一年間は、私にとって一生の宝物です。