「経営とは継続なり」。初めの一撃でした。
私の創新入塾は2009年1月、YWCイングリッシュゼミナールの開設がその3ヶ月前でしたので、自分の会社が孵化して、すぐに創新で教えを頂いたことになります。今から考えるとこれは本当に有り難く、ラッキーなことですが、入塾当時の私は正直面食らっていました。というのも私のYWC設立時の計画は「5年くらい暴れてみましょう。身体が持てば10年続けられるかも。」といった経営者の風上にも置けない類のものでしたから、「継続」には慌てました。
加えて入塾の動機が「私の知らない世の中のことを教えてもらえそう」という甘い期待と、「経営者と呼ばれる偉い人達のことがちょっとわかりそう」という、野次馬的根性での入塾でしたので、初日の高良塾長からの上記の言葉に、これから一年吹き荒れるであろう嵐を予感しました。
「継続」を学びに来ているのなら「継続」をしようと決めました。そしてその時から私の学ぶ態度は変わったと思います。
元々英語を教える仕事は受講生と直接関わり、その成果が目に見えるものです。実は私はその点に関してはスタッフからも信頼を置かれていましたが、経営者としては無知である、と言われてこともあります。
正しく社会のためになる経営者になるためには何をすべきかと考えた時、まず今まで私が漠然と胸の内にしまっていたYWCイングリッシュゼミナール設立の目的を世間にアピールしなければならない、それも早急に、と気付きました。
私は日本の英語教育を変えるためにYWCイングリッシュゼミナールを設立しました。日本の英語を世界に通じる英語にするために設立しました。
AIC会議で理念理行を発表し、ビジョンを表明したことで自分自身を後に引けない状態に持っていったことも大きな牽引力となりました。更に、入塾当時は数字をまるでよそ事と考えていたのですが、億単位の数字と取り組み収支計算をする同期の経営者の姿を目の当たりにして自分の甘さを思い知りました。私は今まで他人のことには無関心だったと思いますが、59期の一人となり仲間の大切さを痛感しました。とてもユニークな同期です。
創新塾で学べたことをありがたく思います。本当にありがとうございます。