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革新コース38期生-横浜市会 工藤裕一郎さん

工藤

入塾前の自分は、一言で言えば「何とかなるだろう」主義であった。もちろん、長期的な視点で、「いずれこうしたい」や「こうなったらいいな」という、漠然とした、おぼろげなイメージのようなものは持っていたが、明確な到達点を決め、そこに行き着くまでのプランをたて、実行に移すようなことはほとんど無かった。乏しいながら、自分なりの経験則で、場当たり的に判断して物事を乗り切ってきた。

塾では、基本的なことを一からお教えいただいた。入塾のお誘いが開塾日の直前だったので、塾の内容をよくよく理解してスタートしなかったため、経営に関するいわゆる「テクニカル」なことを学ぶこともあるだろうと考えていたが、それよりももっと基礎となる、それゆえもっと大事な物事の考え方、捉え方を時間をじっくり使ってひとつひとつ気づかされる。

塾でのキーワードは、そんなに数多くない厳選された言葉が登場するが、自分が今まで意識せず、換言すれば塾で気づかされたのが正に「気づく」ということである。“何か”に気づいて、改革を行うことで、物事(=企業等)を存続させていくことが経営であると学んだが、このフローでもっとも大切なことは、事物の初めである「気づく」ことであると思う。気づき、改革を進めれば物事は進むし、場合によっては気づいたが何らかの事情で改革を行わない判断も時にあり得るであろうが、気づかないので改革を行わない、行えない者・企業の未来に存続はない。

気づくということは、意識することである。意識しないということは、無意識であり、経営で、無意識は許されず、何事にも意識する、すなわち何事にも気づくということが最低必要条件である。楽観的に述べれば、お教えは、気づくことから全てが始まり、気づけば、何でもできるということなのかもしれない。気づくことを常に肝に銘じたい。了

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