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■革新コース35期生インタビュー

 

株式会社リソー 代表取締役 井野 朝知さん

 創新塾への参加は、これからのリソーの経営方針を明確にすることよりも、むしろこれまでなんとか継続してきた歯科技工所を、これからどのように整理し、次の経営者にどのとうに委譲して行くかに重きをおいていました。その為、現状をよく把握し、改革して行くという視点に欠けておりました。

 『ビジョン』の生きるという大切なことも現実にはなかなか実行しがたく、ずーっとテレることばかりでした。

 ビジョン、理念、を描くことができず困ってしまいました。これまでの状況は、経営と言える程のこともせずに、ただ小じんまりと、自分の目のとどく範囲内でやって来た結果がこれです。

 しかし、少なくとも社員をかかえて営業を行っている以上、その人達の生活も考えて安心できる場を提供する必要があります。やはり数値目標をしっかり立て行くことの大切さを痛感いたしました。

 今思いますと、せっかくの研修の場を十二分に活かすことが出来ず、終わりそうで心残りです。自分の問題に全力で向って行かなかった結果ですので、自分のいつもの在り方だと深く反省しています。

 35期の皆さんに申し訳けなく思っています。

 今回で終了しますが、私の中ではこれからが本当の研修の始まりです。自分が何時もおざなりにして来たことが、はっきりと見えてきました。まずその事と戦って、次のステップに進みます。

 いただきました資料などもまだ十分活用していませんが、必ず活用させていただきます。

 いつも温かいご指導ありがとうございました。今後ともご指導の程よろしくお願い申し上げます。

 創新ワールドの一層のご発展をお祈り申し上げます。

 ありがとうございました。

株式会社アルファメディア 経緯企画室室長代理 杉林 輝一さん

 昨年10月からスタートした第35期ですが、この期間はあっという間に過ぎてしまった、というのが今の心境です。

 結論から申しますと、塾生の皆様や会社の期待に応えられるような華々しい成果などはありません。

 むしろ、やっとスタート地点に辿り着いたのではないかとさえ思えます。

 この期間は人の移動も例年になく激しく、私自身も何度となく部署・業務が変わり、自身の着地点が定まらない時期もありました。会社の変化につれて任される人数が増え、責任が大きくなるにつれ経営会議に参加することになり社長や上司である部長の日々の姿を見ながら経営者は何をしているのか、何を日々考えているのか、経営者の立場・視点というものが少しずつ見えてきた─やっと彼らの考えていることが分かってきたと思えるようになった、というのが偽らざる心境です。そんなことでは困る、と言われそうですが。

 この期間にできたことと言えば、なんとか自社製品「かいけつ就業」を製品として世に送り出せるところまで持って来られたことです。もちろん製品としてはまだまだ向上の余地が残されており(商品が存在する限り向上は続きますが)、今後さらに精度を上げ、ユーザのニーズに応えていく使命があります。

 これからは如何にして自社製品を販売拡大し、自社とユーザがそれぞれの利益を生む製品として供給していけるか、事業として自社製品販売を成り立たせると同時に如何に人事ソリューションの重要性を伝え広めていくかが取り組むべき課題と考えています。

 振り返ってみて一番身に滲みたのは、自分の未熟さでしょうか。本当なら塾生であるうちに出来れば良かったことやっとこれから始めるところにいるのではと感じます。自分が何が出来ていないのかを見極めてできることから始めていくしかない、という心境です。

有限会社CROメディポート 代表取締役 関口 論さん


 創新塾に参加しての成果は

     1.経営理念の確立

     2.経理の基本知識の習得

     3.目標管理の具体化

     4.多くの友人を得て、事故の生き方の見直し が出来た事である。

 これらの成果とそれに至る経緯を振り返ると、特に「経営理念」に関しては、会社を設立した2年前はぼんやりしたイメージでしかなく、どちらかといえば当時自分ができる「業務内容」のみを「箇条書き」に纏めただけに過ぎなかった。

 当時としては何よりも仕事を請けることを最優先に取り組んでいたが、もっとも重要である「何のために会社を設立したのか」という自分の生き方にも直結する「経営理念」がなかったのである。

 この確立に相当の時間と労力を費やし、

 「私たちは臨床試験を通じて医薬品の迅速な開発を支援し、病気で困っている人々の健康の回復と増進に寄与します」という「経営理念」を策定することが出来た。

 更に当経営理念を基に受託業務内容を見直し、「経営理行」として一体化を行うことが出来た。

 このことにより、日々生じる問題や悩みに対して、右往左往することなく毅然と受け止めることができるようになったと思います。開発業務担当者に対する研修でも「患者さんは新薬を今か、今かと待っている。皆さんの仕事の遅れで助かるかもしれない人が亡くなるかもしれませんよ」と話しているこの言葉は、担当者に向けてというよりも、むしろ自分に言い聞かせていると実感できることです。

 経営理念は最終的には項目4の自己の生き方の見直しへも関連します。ごく平凡なサラリーマン生活も9合目近くでのバブル崩壊と共に、それまでの他人依拠的な生き方に大きな見直しをせまられました。つまり、会社を離れた場合、個人として何が出来るのかを真剣に考える必要が出てきたという事です。

 取り敢えず自立するために会社を作ったのですが”魂いれず”の状態でした。経営理念はこの悶々とした自己の課題に対する回答にもなりました。会社というものは個人の所有物ではなく公的な存在であることを実感することができ、さらに自分は何のためにこの世に生まれ、なにをすべきかを振り返ったとき、あまりにも自己の生物学的な本能を主軸に生きてきたのではないかと反省を迫られました。それは司馬遼太郎の「坂の上の雲」等に代表される近代日本を作り上げた明治時代の日露戦争における「日本人の生き方」について学んだことも人生の振り返りとなりました。

 当時の日本を取り巻く環境下は今とは比べものにならない情報不足でしたが、国全体が日本の危機感を共有し、それを突破することで、日本を一流の国際国家に押し上げることが出来たのです。その発送の基は自己の存在に「公的理由」をおいたことにあります。今は使われない「世のため、人のため、国のためどう生きるか」が全てであり、個人のためという発想自体が存在しなかったと思えるくらいでした。その時代の人々が何らか公的な目的があってこの世に生を受けたと考え、そのことに何の疑問を持たずに、唯、感謝の気持ちで受け止めたような気もします。

 当時とは異なる時代の危機、それは世界の混迷する価値観の流動の中だ、今、日本の国と日本人の生き方が問われることに対する回答として、この公的な会社の経営理念を実現しようと生きつつあることもそれと取り組んだ成果と思います。

山田会計事務所 吉原 和寿さん


 みなさんありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

 長いようであっという間の15ヶ月間でした。

 個別課題においては、常に少し高めの目標設定のため、無理もありましたが、それが逆に達成できたときは自身の成長を少しは実感させてくれました。

 最も顕著に数字に表れたのは、巡回監視率です。顧問先としては最低でも前月の数字は翌月すぐ見たいと思いますので、いかに記帳指導して訪問して帳簿を預り、入力処理して月次損益計算書・月次貸借対照表を出力して報告するかが重要で、そのスパンは短ければ短いほど良く、ひいてはより高付加価値な業務が顧問先のためにでき、決算に要する時間も短縮できるのです。

 創新目標を設定したじてんでは53、0%(H15平均)が現在は89、4%と目標であった80、0%を超えることができました。13件中7件しかできなかったものが、13件中12件できるようになりました。

 そしてAIC会議ではいかに顧客満足度を向上させるかのアイデアを頂きました。顧問先への愛情をもっともっといろいろな形で示していかなければならないと実感しております。

 最後に35期のみなさんと出会えたことが最大の成果だと思います。「塾友メッセージ」に短いながらも自分の想いを込めました。年齢もそれぞれでいろいろな孝え方があって、とても勉強になりました。夜のAIC会議も楽しかったです。以後もたまには集まって飲みましょう。これから寒くなりますが、みなさんお体はご自愛ください。

 
 
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