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革新コース89期生 – 株式会社柳沢林業 原 薫さん

決めたことは必ず実行。分かっていてもなかなかできることではない。これまでも経営塾と言うものに参加し、宿題は出されるものの、それをチェックされることはなく、自己完結型。次々現れる業務に忙殺され、決めたこと、大事な経営のことを後回しにしてきてしまっていた。創新塾はそうはいかない。60万以上の講習代を支払い(当初自腹でした)、宿題は必須であり、しかも塾の参加心得が「決めたことは必ず実行する。」自分を追い込むしかなかった。でもこれが良かった。身口意。思っていても口に出しても行動しないと大いなる力も応援してはくれない。でも行動しさえすれば、それはどんなに小さな成果であっても結果が必ず出た。仲間の存在も大きい。自分一人じゃない。みんなも大変な中頑張っている。それがほんとに励みになった。もう言い訳はしたくない。やる時間がなかったと。ないんではなくて作るんだ。できるできないじゃなくて、やるかやらないか。これからもすんなりできるようになるとは思えないが、欲張らず、一つ一つ着実に実行していこうと思う。これが創新塾に参加して一番大きな収穫かもしれない。

もう1つ、私にとっての創新塾は、ここに来ると揺れていたものが整い、確かな場所に定まるところであった。塾で学んだことを経営に生かすわけなのだが、順序良くいくわけでなく、生かす間もないほどに進行形で事業が進んでいく。それでもなんとか実行に移そうとするのだが、新しく始めることはすぐに現場で受け入れられるわけでもなく、これでよかったのか、やらないほうがいいのか、非常に迷いが生じる。そしてあっという間の1ヶ月。塾長からの力強いメッセージを受け、いや、やはりやるべきなのだ。続けることでしか見えてこないものがあるのだ。そう信じることを再確認。社員と一緒に揺れている場合ではない。社長に信念がなくてどうする。自分自身を鼓舞し、また自社に戻る。実にこの繰り返しであった。4ヶ月ぐらい経った頃だったか、少し経営者としての自分自身に自信が持てている、そんな実感がうまれた。世の中に女性社長は増えているが、私は自分の感性に疑問を感じることも多く、なかなか経営者としての自信が持てずにいた。それが『社長とは』というような心構えと数字のことを学んだ辺りだったか、自分の中から経営者らしい振る舞いができているという実感が沸いたのだ。素直に嬉しかった。自分が定まらないと会社がみんなが路頭に迷う。それをわかっていただけに、少し社長らしく思えたとき、自分を誇らしく思えた。自己肯定が低い自覚があるので、なおさら嬉しかった。卒業を控え、これを持続できるだろうか。ちょっと弱気な自分もいる。でも一人じゃない。仲間も塾長も斎藤さんも、そしてネットシティのみなさまもいてくれる。このつながりを宝物に、日本一の林業会社を目指します。規模ではなく、社員の幸福度、お客さまの満足度、地域信頼日本一を目指します。山が生かされれば、地域に雇用が生まれます。海外依存度が減ります。自立した地域を生み出せます。それが日本の幸せ、世界の平和につながると信じてます。諦めることなく、一生をかけてその夢を実現したいと思います。

ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

株式会社柳沢林業
http://yanagisawa-ringyo.jp/

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  1. 長野
    私は3年前に現在の会社に入社し昨年現在の課長職となり5名の部下を任されております。
  2. 西尾
    正直なところ塾みたいなところは苦手で、スーツも嫌いでした。
  3. 豊沢
    「起業したい」そう思い始めた矢先、縁あって高良塾長との出会いがありました。