創新塾で学んだ事の成果、それは「自分が源泉、自分が全責任者という在り方を生きる」という考え方を知ったことと、「目標が明確になると、バラバラであった組織が一つになる」という実体験をしたことです。
一人で事業活動をしている私にとって、創新塾の宿題や課題は負担が重く、仕事が繁忙期にあたるときは、睡眠時間を削って取り組んでいたので、正直、苦痛でした。「なぜ、習い事なのに仕事の時間を取られなければならないのだ。」と不満に思うこともしばしば…。そのときに、自分を正してくれたのは、「自分が源泉、自分が全責任者という在り方を生きる」という言葉です。やらされていると思うから不満が出るのであって、自分で決めて始めたことだと思うと、頑張ろうと思えました。特に「在り方」という言葉に示される、「心の在り方」「生きる姿勢」は自分の支えとなっています。今後も、この言葉を生き方の指針としていきたいと思います。
また、100年企業探究会のプレゼンテーションで優勝できたことも、自分の成果でした。私達の期は交流が少なく、直前までバラバラな状態でした。始めから優勝は狙っておらず、形だけ取り組むというスタンスでした。しかし、準備を進めていく中で、各自の果たすべき役割が明確になったことで、その役割を全うする目標ができ、発表当日は、見事優勝を勝ち取ることができました。
これは、組織経営と同じです。強力なリーダーシップがなくても、目標を明確にし、各自が果たすべき役割を全うすれば、組織はおのずと「燃える集団」になるのだと実体験を通じて学ぶことができました。社会保険労務士として、組織経営のアドバイスをする際に、この経験を活かしたいと思います。
最後になりましたが、高良塾長、斉藤社長、83期の皆様、創新塾の運営に関わるすべての方達に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。