創新塾。ここには、求めていた全てが在った。そして、また新たな創新生活が始まる。
私の会社員生活が終わりの始まりに近づいた頃、私は今の会社を発展させるために、どうすべきか多くの課題に直面していた。従来のやり方では会社の成長はない。自分なりの解決策をまとめ、全社指針や具体的計画に落とし込んでいった。独善ではなく、社長、取締役、部長、企画委員が参加する経営企画会議等に図り、コンセンサスを得て必要に応じ修正を加えた。その結果が当期の計画となり、全社的に取組を開始した。計画倒れに終わらない仕組みも加えた。しかし、何かが足りない、・・・そう心の何処かで感じていた。
そんなある日のこと、創新塾を紹介され、受講を決意した。創新塾には、経営者としての心の在り方、考え方、自覚、意識など、求めていた全てが待っていてくれた。そして縁の遠かった財務知識、経営の考え方までも。さらに、分野こそ違え、それぞれの悩み・課題を抱え、それを乗り越えようと努力している経営層の仲間が、縁あって時と場所を同じにした・・・。学びの連続だった。財務バランスの重要性も知った。私なりに行き着いたところは、『全ては人である、人の心で決まる』ということである。『行動を起こした時の心の在り方で、導き出される結果は既に決まっている』、ということを改めて思った。『肚をくくる』、創新塾で一貫して語られる。何事も覚悟して取り組むことが大切なのだ。
そして仲間の大切さ。一人ではくじけそうな時、支えとなるのは同じように苦労している仲間の存在である。人は誰でも、それぞれの壁にいつも直面している。それを日々の暮らしの中で乗り越えているのである。すごいと思う。根幹を励起し導いてくださった創新塾スタッフの皆さん、共に学び協力し合った仲間の皆さんに、心から感謝。ありがとう!