東京魚類容器株式会社は1948年創業の古い会社です。私はその四代目社長に就任して一年目で創新塾に入塾しました。
入塾するまで、弊社には経営理念がありませんでした。経営理念を作る過程で、創業者である亡き祖父の日記を読み直し、創業者の思いを知ることができたり、従業員達と「どういう会社にしていくのか」について熱く語り合ったりしたことは、とても貴重な経験でした。これは日々の業務に忙殺されていたら、決して経験することはできなかったと思います。東京魚類容器株式会社の四代目として、経営理念を作ったことは、非常に有益で、大きな変化だったと思います。
「原周作」個人としては、AIC会議を通じて、他人には見えて自分には見えない「自分(本質)」を探究できたことが、かけがえのない経験となりました。同期の方達と一年間、共に勉強し、互いに信頼することにより、耳の痛いことでも素直に受け入れることができ、自己の成長に繋がったと思います。
自分の本質とは、自分の短所であり、その欠点を見つけることができたのは、同期との真剣な探究があったからこそです。AIC会議では、新たな課題も見つけることができました。
77期の方達とは、百年企業発表会、全員で挑戦したマラソン大会と、非常に思い出に残る体験ができました。
創新塾の皆様、同期の皆様、一年間、本当にありがとうございました。卒塾後、今回学んだことをいかに継続していくかが、自分の課題だと思っています。これからも、ご指導頂きたく、どうぞ宜しくお願い致します。