私は、昨年１１月１６日に創新塾塾長高良高先生と、あるセミナーの講師と受講生の立場で初めてお会いしました。そのセミナーに私が参加した動機は自社の「決算書」を一にも二にも良くする！と決意して出席しました。会社の数字に弱い私にとって講義が始まる迄は不安で一杯でしたが、講義の内容が進むにつれ頭の中にどんどん苦手だった会社の数字が理解できるようになりました。これも高良先生の教え方が聞き手に充分理解できる工夫と内容のレベルの高さにあった結果でした。お陰で、その日の講義の終了時には、会社の 数字にも自信がつくようになりました。

１２月に入り高良塾長より「創新塾」入塾のお誘いがあり、即入塾を決めました。当初、私は塾の内容は「どうすれば会社を倒産させないか」とか「社員をどのように働かせるか」といったノウハウに特化したものと勝手な解釈をしていましたが、本年一月からのセミナーは単に経営ノウハウというものではなく、会社経営にとって最も基本となる「高い経営理念」を掲げ、次に長・中・短期「経営方針」を固めた上で「経営戦略」を根気よく「理行」することで骨太の経営理念が確立出来る事を、この一年間でしっかり学ぶことが出来ました。又、「創新塾の心得」の中で経営者として「自分が源泉、自分が全責任者」「決めたことは必ず実行する」という在り方を生きる。は決して責任を他に転嫁しない強い信念を身に付けることも学びました。

最後に７５期の同期の経営者の皆さんは、私よりずっと若く経営に意欲的であり、彼らの発言や行動は私にとって、とても参考になり又、何よりも刺激的で心にずしんと響くものがありました。こうした素晴らしいメンバーと一緒に学ぶことが出来、とても幸せな一年でした。