現在の会社に至るまでの約40年間がグループ内の部門に経営統括部があり、その部門の検討された管理数値を役員会議のメンバーで確認して、やれここの数字を後どのくらい増やすとか減らすとか目標値を設定してざっくりした数値で進んできたよう感じました。やはりAIC会議のように会社設立の概要から各過程および事業の内容から外部環境を見て方針・目標を決めることがどれだけ重要かこの塾に入ってつくづく勉強させられました。
創新の説く理念を達成するには最終目標の存続するための会社に対する経営者の目標の立て方や戦略など、どれもこれも重要なことで、AIC会議でその処方箋の突破口の設定は避けて通れないことが解りました。
この塾に入るにあたって高良明先生から自身がお書きになった書物を頂きました。その書物の裏表紙に直筆のサインがありその文字は『自分が源泉』としたためてありました。まさしく創新経営者の心得四か条の一つであることは入塾三か月後の第三回理念と理行で分かったことでした。
自分が源泉、自分が全責任者という在り方を生きる。
100%参加。今に徹する在り方を生きる。
正直に真実を伝えるという在り方を生きる。
決めた事を必ず実行するという在り方を生きる。
私はこの四つの心得こそが経営者に求められる骨格であり重要な事だと思います。
私の通勤のマイカーのサイドボックスに10年程前の『決算書が良くわかる単行本』が無造作に差し込まれてありましたが先日読み返したところ内容がかなり理解できて気分がとっても良くなりました。創新塾の学びの心を頭に叩き込んで今日からの会社経営に生かしたいと思います。
最後に経営のいろはを教えて頂いた諸先生、およびいつも足を引っ張ってばかりの私に付き合ってくれた72期の皆さん有難うございました。この場をお借りして感謝申し上げます。