平成23年春、社長より創新塾の案内を頂きました。当社に入社以来、メーカー研修や中堅社員研修、幹部研修など参加しましたが、久しぶりの1年かけての研修に、多少後ろ向きの気持もあり、正直に不安を感じていました。
6月初めての研修で、メンバーの若さにまず圧倒されました。しかし30代の同期と深く交わることで、会社での部下指導に役立つ部分もありました。暑い夏を、熱い仲間たちと過ごせたのは、良い経験でした。
今までの私の仕事を振り返ると、南国育ちのいい加減さが、随所に見られます。「最終的には何とかなる」という了見です。良い意味では楽観的で、ポジティブなのですが、物事を最後の最後まで追究することは、避けていたかもしれません。
「自分が源泉、自分が全責任者」「決めた事は必ず実行する」という在り方を生きる。シンプルですが、心に重く響きました。
本気で新規開拓したのか?営業所成績の悪さを全て自分の責任として、受け止めたか?
最初から最後まで、一筋に追究する姿勢の足りなさを、気付くことが出来ました。
若い同期が、病んだり、経営の厳しさと戦っている様子を、間近に見聞きして自分の環境の甘さに気付かされました。異業種交流の最も力を発揮できる部分でしょう。同業者研修、社内研修では決して味わえない醍醐味がここにはあります。
100年企業探究においては、最悪の状態から、一致団結することで、成果を発揮する行程を経験できました。その経験により、AIC会議は思いも依らない結論に達しました。
スタッフの皆様、同期の皆様、1年間お世話になりました。皆様の活躍に負けないように、私もこの経験を活かします。