いきなりですが人の縁とは誠に不思議であり、今日この日を迎えたのも、ちょっとした縁がきっかけでした。
さて、私の創新成果、結論から言うと、成り行き任せのドンブリ勘定からの脱出と継続の大切さを学ぶきっかけになった、ということです。
その理由は、次の3点だと感じております。
まずは、理念やビジョンの大切さです。つい最近も、ビジョンなき故の大きな不祥事が2件ありました。従業員達の努力の結晶をいとも簡単に打ち砕いてしまいました。ともすれば、我社も苦しまぎれに、舵取りを誤っていたかもしれません。会社とは経営者の私物ではないという事です。そのための原点であり、羅針盤でもある、理念とビジョンを明確に出来た事は、一番大きな収穫であったと考えます。
2番目は、先のことを見据えた数字の管理です。月々のお金の出入りのバランスや1年、3年先の資金管理の重要性を学ばせて頂きました。
そして最後、3番目は、人との縁と感謝の気持ちの大切さです。100年企業探求でも、やはり根底には縁と感謝が有りました。
今回ともに学んだ68期の皆さんとも、感謝の思いで様々な縁を結べればいいと考えています。先の不祥事の話、会社で一番に感謝し守るべきは、従業員であり、その家族のはずが、その事に全く気がつかなかった経営者の愚の骨頂のだと私は考えます。
この創新塾の皆様に会うことがなければ、私自身大きな勘違いをしていたかもしれません。最後にこの場を借りて、私も100年企業を目指す事をお約束すると同時に、68期のメンバー、塾長をはじめ、皆様に感謝の気持ちを送り、私の創新成果としたいと思います。本当にありがとうございました。