今からちょうど4年前の今頃、父の会社を継ぎました。その頃の私は、2歳と4歳になる子供のいる専業主婦でしかなく、急遽判明した父の病気にうろたえながら、会社を継ぐという無謀な選択をしたのでした。それから3年は無我夢中で、目の前の会社でおきる出来事、子供の事、気落ちしている母を励ます事で、無我夢中の毎日を送っていました。そして、ふと息をついた去年、友人の紹介で塾を紹介されたのでした。
経営塾というだけで、私にはハードルが高かったのですが、このままでいてはいけないという思いがどこかにあったのだと思います。そして、会社の現状をなんとかしたいという事よりも、会社を経営するという事は何か、どういう事を考えて日々過ごせば良いのか。そして、自分は何をやりたいのか。といった事を見つめ直す時がきたのだと思い、入塾を決めました。
入塾後には、ビジョン、理念があっての経営だという事や、心得として、何事においても自分が源泉だという事、今という瞬間に徹するという事を学びました。自分の考えの甘さもよくわかりましたし、経営者として腹を括っていないからこそ、自信がないという事で、いろんな事から逃げていたのだと思います。いろんな気づきを得られた事に感謝しています。 ただただ、アワフルに関係する方々にご迷惑をかけないようにと、この4年間を過ごしてきましたが、これからは、アワフルに自分の思いをのせて、同じ思いを持つ仲間と共に、辛い事、苦しい事を乗り越えながらも、何事にも楽しみを見つけながら、前へ進んで行きたいと思っています。
塾長を始めとした創新塾の皆様、67期の私の大切な同期の皆様、この1年間本当にお世話になりました。そして、今後も宜しくお願い致します。