私が創新塾で学ぶことを決断するに至った二つのセンテンスがあります。いずれも創新の方から教えられ、投げかけられたものです。
一つ目は、「経営の目的は存続、存続とは存在価値の継続」。約3年前に高良代表から伺ったとき、「これだ!」と肚(はら)におちてくるのがわかりました。当時、広報人材育成のための講座を企図していた私にとって、「我が意を得たり」の感があり、講座の軸あるいは柱に位置するメッセージとして、その後の講演の度ごとに活用させてもらいました。
二つ目は、1年前に「30年後のAGENCY ONEの姿を描きませんか」と投げかけられた言葉です。何度か私の会社名や私の名前が新聞に掲載されるのを見た、当時(2、3年前)小学生の息子から半分冗談っぽい言い方で「会社を継いでもいいか」と言われたことを鮮明に思い出し、「30年後の、将来の会社の姿を描いてみたい!」という想いが込み上げ、入塾を決断しました。 毎月の課題提出や復習、議論、100年企業訪問など1年の学びを通じて多くの成果を得ました。ビジョンを表現し、理念と行動指針を再考・熟考し、練り上げました。いま私のデスクの前の壁にこれらを掲げ、毎日一人で元気良く唱和しています。
AIC会議では、ストレートな意見、進言を事業内容や規模は違えど同じ経営者の立場にある同期のメンバーから数多くいただき、今取り組むべき、重要な事が見えるように、気づくようになり、今の事業推進に大きく寄与しています。
そして、具体的に3年、5年、10年先を見据えての戦略や計画をたてることができましたので、これからはその実現、成果創出に向かって、自らの企業存続を果たしていきます。
全ての関係者に深謝申し上げます。