ついこの前(1月26日が第1回)入塾した様な、初日の塾室風景の記憶が鮮やかに残っている感じがしますが、早いもので11ヶ月が経ちもう卒塾式を迎える事になったのかと、これで終了とは、何か寂しい気持ちになりました。恐らく、たぶん、これだと云うものを、まだか掴めていないからだろう と。
この約1年の中で、いくつかポイントがありましたので、思い起こしてみました。
1つ目は、自社のとんがりは何かを書くということで、正直言って困りました、「とんがり特に無いね、とんがり無くてもいいじゃん」とも思ったりしましたが、とんがりの必要性や重要さを考えさせられました。次はビジョンでした、これも困ってしまいました。その時は自社の社員の4割ほどが仕事が無く、「あまり先の事考えられない」と云う気持ちが強かったのですが、「これではいかん」と気持ちを引き締め直して、ビジョンを創りました。3番目は、経営理念・理行です。こちらも、既に自社には在ったのですが、どうも“借りて来たネコ”?みたいで、ピントこないんです。良い機会だと思い、一所懸命取り組みさせて頂きました。4つ目は、AIC会議、これ結構シビアな意見も出て、自分の発表では、なかなか痛い処を突かれましたね、でも自己を見つめ直す良い機会でした、素直に受け止める事にしました。その他としては、リスクマネジメント講義です。ここでは自社のもろさを痛感しました、「何か手を打たなければ」とね。
途中から、仕事の忙しさも加わり課題(宿題)消化が、大変になって行きました。もう用紙が終わりに近づいて来ましたので、成果をまとめると「充実した1年だった、他で味わった事がない体験でした、これを機に学んだ事を成果(=会社存続)に結び付けて行く」と思っています。