入塾して間もなく「リーマンショック」が騒がれ、私の会社も早々に入塾当時にたてた創新目標が達成不可能な状態になってしまった。決算が終わり前期は惨憺たる結果となってしまったわけだが、今はその結果を踏まえても前向きな気持ちでいることが出来る。
その理由は創新塾での一年間の経験による。私の入塾理由は、明確な会社のビジョンと経営理念を創り上げたいとの想いからだったのだが、今、自分が納得できるものが出来た。
自分と会社の進む方向が自身で明確にできたことはこれからの経営において何よりの勇気を与えてくれる。
15ヶ月間で何を教わったのか?と問われれば多分一般的な経営塾とそう変ったことは教わってないのではないか?しかし本を読んで理解することの出来ない「心の在り方」を変えてもらったと感じている。
多分、創新塾は頭で理解したのではそれ程の価値は見出せないだろう。塾長をはじめ創新塾の方々、そして何より同期の熱い想いを一緒になって体感することによって初めて自己を変革することができるのだと思う。