はじめにこの創新塾に参加できたことと、進めてくれた社長と青木さんに感謝します。
この金子乳業で働き始めて5年がたちました。3年間は死ぬ気で働けという社長の言葉通り働きました。そのころから、昔の仲間や同年代の人、従業員たちと話をすると、立場や環境によって物の考え方やとらえ方、価値観に大きな違いがあるのだなと感じる機会が増えていきました。その中で自分が直面した問題が経営者と雇われる側の意識の差でした。
子供のころから父親の商売を身近で見て、大学を卒業して外で働かずに実家を継ぎました。
そのとき私はずっと経営側にいることに気づき、反対に外の世界を知らない自分にも不安をおぼえました。そのような中で私は創新塾に同じような立場の人や外の社会の人たちとの交流を求めて参加しました。
実際に参加して、学んだことはたくさんありますが、その中でもどれだけ経営に対してはらをくくっているかという問いに感動しました。また、創新経営者の心得の4つはこれからの経営だけではなく自分自身の生き方にも影響を与える言葉になりました。また、私の中で漠然としていた経営という言葉は存続してこそ価値のあるものだと言うことも気づかされました。
そしてこの創新塾に参加して一番の成果は塾を通して出会った人たちです。一年三ヶ月の中で同じ経営者として相談にのってもらったり、いろいろな自分の知らない事を教えてもらったりと、いろいろなものを勉強させてもらえました。これからも一生いろいろなことを相談できる仲間ができたことが創新塾の中で得た一番の成果です。
